この本は読み易いよブログ。

本の感想です。読解力が人並みなので、読み易いものが好きです。忘れないようにするためのメモなのですが、興味がある本は参考にして下さい。たまに映画の感想も。カレーがあれは幸せです。

人魚の眠る家

東野圭吾さんの「人魚の眠る家」の感想です。深くは書かないのですが、多少のネタバレはご了承下さい。

 

 

 

 

人魚の眠る家 (幻冬舎文庫)

人魚の眠る家 (幻冬舎文庫)

 

 

 

 

 

最近の東野圭吾さんの作品は具体的なテーマを元に話を構築してると思います。

 

 

 

 

 

今回のテーマは脳死

 

 

 

 

 

話のメインである播磨薫子と播磨和昌の間の娘である瑞穂がプールで溺れて植物人間になってしまう。

 

 

 

脳死状態であるが、薫子は瑞穂がいつか目覚めると信じ延命する道を選ぶ。薫子は娘を生かすために狂っていく様を描いてます。

 

 

 

今回の東野圭吾さんが伝えたいことが、日本の脳死に対しての思い、そして日本の臓器提供への考え方。

 

 

 

ちゃんとメッセージ性がある上で、とても読み易い話を考えれるのが素晴らしいですね。

 

 

 

今回は

 

 

 

読み易さ ★★★★

面白さ ★★★★★

 

 

 

 

読み易さは間違いないですが、本の内容に突飛な展開などはないので、面白さは★3つですね。

 

 

 

 

皆さんも良かったらぜひ。

ラプラスの魔女

東野圭吾さんの「ラプラスの魔女」の感想です。詳しくは書かないので、ネタバレも特にはないと思います。

 

 

 

 

ラプラスの魔女 (角川文庫)

ラプラスの魔女 (角川文庫)

 

 

 

 

 

東野圭吾さんの小説にしては、最初少し展開についていきずらいんですが、200ページあたりにいくまでには、だいたい理解できるようになります。そこからの読むスピードはどんどんとあがると思います。

 

 

 

 

読みづらい理由としては、登場人物と描写がコロコロと変わるからです。でもそれも真ん中あたりにはちゃんと理解できると思うので、最初の方は根気よく読んで下さい。

 

 

 

 

本を読むのが得意な方は、最初から読みやすいと思います。ボクが少しずつ読むタイプなので、少し混乱しただけです。一気読みする人や、読むのが得意な方々は何も問題ないと思います。

 

 

 

あらすじとしては、主人公の研究者の青江は温泉街の硫化水素での死亡事故をきっかけに不思議な力を持つ円華と出会う。事件の真実を追い掛ける中で、円華の力の謎にも近付いていく。

 

 

 

東野圭吾さんは「秘密」や「トキオ」や「ナミヤ雑貨店の奇蹟」など少しSF要素が入ってる作品も得意とします。あくまでも少しです。

 

 

 

今回もSF要素と科学的な要素を上手いこと融合して、リアリティに繋げる書き方は流石すぎると思います。

 

 

 

最近の東野圭吾さんの作品だとアタリの作品だと思います。

 

 

 

読み易さ ★★★★★

面白さ ★★★★

 

 

 

続編が気になる。

代償

伊岡瞬(いおかしゅん)さんの「代償」の感想です。簡単な感想にしますが、あらすじくらいにしてますが、それをネタバレと感じる方はここで止めてください。

 

 

 

 

 

代償 (単行本)

代償 (単行本)

 



 

 

 

 

 

主人公の圭輔と遠縁で同級生の達也の話です。前半が小学生の頃の話で、中盤から2人が大人になってからの話になります。

 

 

 

 

小学生の頃からこの達也が人の心を持たない最低な人格で、犯罪であるような事もなんの躊躇もなくできる。しかし達也は絶対にしっぽを掴ませない完全主義者でもある。

 

 

 

 

そんな達也と出会い、どんどんどん底に落ちる圭輔。前半の子供の頃の話で、かなり一気読みできる展開なので、全然飽きないと思います。ちゃんと読みやすいです。

 

 

 

 

ただ表現が少しキツイ部分もあるので、そういうのが苦手な人は読みにくいかも。

 

 

 

 

大人になると、圭輔は弁護士になり、達也は裁判に掛けられていて、弁護人を達也に頼む。

 

 

 

 

大人になっても劣悪非道な達也に圭輔が立ち向かう。前半の期待値を超えているかは読んでみてから判断してみて下さい。

 

 

 

 

これは一気読みに特化した本ですね。

 

 

 

 

読み易さ ★★★★★

面白さ★★★

*表現がキツイ描写も多いので、苦手な方にしてみたら、読み易さ★★★★★ くらいになりそうです。

 

 

 

 

他の作品を読んでみたいです。

異類婚姻譚(いるいこんいんたん)

本谷有希子さんや「異類婚姻譚」の感想です。さほどのネタバレは無いと思いますが、感想を聞く前に読みたい方はここで止めて下さい。

 

 

 

夫婦はだんだん顔が似てくると言いますが、それを題材にしてます。

 

 

 

でもって表紙を見ても良い感じで

 

 

 

でもって芥川賞なので

 

 

 

なんとなく期待を想像して買うと

 

 

 

 

 

 

 

痛い目に見ます。笑

 

 

 

 

 

 

 

異類婚姻譚

異類婚姻譚

 

 

 

 

 

 

 

読みにくい訳ではないんですが、最終的に思ってた作品と違うってなると思います。

 

 

 

 

文章の比喩や物語の意外性などに味があるのかもしれませんが、ほっこりした作品、夫婦の在り方的な事を求めてなんだ場合、最後のほうがちょっとよくわかんないまま終わってしまいます。

 

 

 

 

僕もわかんなくなりました。

 

 

 

 

ここを読んでいる方々は、もうすでにレビューなども読んでると思いますが、賛否両論ありましたが、やや否のほうが多かったですよね?

 

 

 

 

やはり皆さん、イメージと違ったんじゃないかと思います。そして芥川賞なだけあって、作品の味の部分のレベルが高い、、、

 

 

 

 

読みやすいか、読んでスッキリするかという観点からだとオススメしないです。

 

 

 

 

こういう作品が1回読んだだけでちゃんと作者の意図が読み落とせるような読解力が自分に欲しいです。

 

 

 

読み易さ★★★★★

面白さ★★★★★

 

 

 

以上「異類婚姻譚」のまとめでした。

ルビンの壺が割れた

宿野かほるさんの「ルビンの壺が割れた」の感想です。

 

 

 

感想なのでネタバレも多少はあると思います。この本は特にそのまま読んだ方がいいと思う内容なので、僕も触りの事しか書きません。フラットに読みたい人はここで止めて下さい。

 

 

 

 

 

ルビンの壺が割れた

ルビンの壺が割れた

 

 

 

 

 

Facebookのメッセージでのやり取りのみで物語は進んでいきます。しかもずっと2人でのやり取りです。なので読みやすいし、尚且つページ数も200ページもいかないので、一気読みでもいけると思います。

 

 

 

 

主人公の男性が何十年も前の大学生の頃の元カノにメッセージを送るところから始まります。

 

 

 

 

その女性とは結婚までいくのですが、結婚式当日に急に女性は行方不明になります。その様なお互いの昔話をメッセージのやり取りでやり取りしていきます。

 

 

 

 

短い物語の中に裏切りもありますし、読んだ後に再度読み直しても楽しめるようになってます。

 

 

 

 

ただ一つ注意なのが、本の帯に「この本の感想は書けない」「とにかく読んでみて」みたいな煽り方をしてたんですが、めちゃくちゃハードルあげると物足りなかったりするかもです。ネットでも最後の方が雑に感じた人もいたみたいです。

 

 

 

 

でもそれはあくまでもハードルを上げすぎないようにって事なので、普通に読んだらとても面白いです。

 

 

 

 

 

読み易さ★★★★★

面白さ★★★★

 

 

 

 

 

感覚でいうと乾くるみさんの「イニシエーションラブ」みたいな感覚に似てた気がします。

 

 

 

 

 

 

イニシエーション・ラブ (文春文庫)

イニシエーション・ラブ (文春文庫)

 

 

 

 

 

映画にもなってはやりましたよね。

 

 

 

 

以上「ルビンの壺が割れた」のまとめでした。

 

プリズム

百田尚樹さんの「プリズム」の感想です。多少のネタバレになるかもしれないので、フラットな気持ちで読みたい人はここで止めて下さい。

 

 

 

ネットで検索しても百田尚樹さんのオススメの中に入ってくる作品です。

 

 

 

 

 

プリズム (幻冬舎文庫)

プリズム (幻冬舎文庫)

 

 

 

 

 

このブログでも紹介したモンスター並みに面白いし読みやすいです。百田尚樹さんの文章は元々読みやすいんですが、初期の頃の作品の方がより読みやすいです。

 

 

 

解離性性同一性障害という多重人格を題材にした物語で、主人公の聡子が出会う男はいくつもの人格のあり、徐々にそのうちの一つの人格に惹かれていく事になります。

 

 

 

 

主人格の広志の中に、他の人格の卓也、純也、タケシ、セイイチなどがいて、代わる代わる現れます。読んでいて「今がどの人格?」や「この人格はどんなキャラだっけ?」とかそこまで困惑せずに読めるのが有り難いです。

 

 

 

 

作品の中で登場人物にテーマにしてる内容の知識を話させて、そのテーマの情報を読み手にわかりやすく届けてくれますので、解離性性同一障害の事もちゃんと理解できます。

 

 

 

 

肝心の物語もちょっと歪んでるけども感動もできる話なので、読んで損はないです。

 

 

 

 

以上「プリズム」のまとめでした。

 

君の膵臓をたべたい

住野よるの「君の膵臓をたべたい」の感想です。ネタバレとあるかもなので、フラットに読みたい人は読まないで下さい。

 

 

 

 

ある日主人公が病院で拾った「共病文庫」と書いてる本は、クラスメイトの女の子が書いている本で、その子は余命が一年の膵臓の病気を患っている。

 

 

 

 

主人公はクラスでも目立たないし、人との接触を好まない人間味の極端に少ない男の子。

 

 

 

 

 

文庫を拾ったことにより、同じクラスである2人は会話をするようになる。そうして物語は進んでいく。

 

 

 

 

 

 

君の膵臓をたべたい (双葉文庫)

君の膵臓をたべたい (双葉文庫)

 

 

 

 

 

 

 

読みやすいし面白い。もっと厨二病とかライトノベル感が強いのかと思ったら、ちゃんとお話として面白いです。

 

 

 

 

主人公の男の子の名前をその時々の感情などで表現したり、人に関心が無いことからだんだんと膵臓が病気の女の子に感化される流れ、人の描き方も上手いので、とにかく読みやすいです。

 

 

 

 

2016年の本屋大賞で2位とのことですが、本屋大賞はこういう作品こそ1位にしたらいいのになって思います。「告白」とか「謎解きはディナーの後で」などのような、小説を読んでない人達がとっつきやすい作品を1位にすればいいのに。あとの文学賞は難しい小説でも構いませんから。

 

 

 

 

とにかく無駄が少なく良質な作品ですので、文庫化もしたからよかったらお試し下さい。

 

 

 

 

以上「君の膵臓をたべたい」のまとめでした。