この本は読み易いよブログ。

本の感想です。読解力が人並みなので、読み易いものが好きです。忘れないようにするためのメモなのですが、興味がある本は参考にして下さい。たまに映画の感想も。カレーがあれは幸せです。

虚ろな十字架

東野圭吾の「虚ろな十字架」の感想。内容を忘れないためのメモでもあるので、多少のネタバレはご了承ください。

 

 

 

今回のテーマは裁判の死刑判決。東野圭吾さんは自分の考えや主張を作品に落とし込むことがよくありますのね。「さまよう刃」のような作品にそれを感じます。今回も死刑判決の存在意義を問うような内容になっています。死刑制度有無は常々問題になっているし、正解の対応が未だに見つかってはないと思います。

 

 

 

最近の東野圭吾作品の中では良質な方だと思いました。死刑制度が僕の好みのテーマであるのも加味してますが、一気読みに近いペースで読めました。

 

 

 

 

僕がちょっと期待外れだったのが、死刑判決的なテーマで前半から話は進んでいくのですが、後半の事件から解決までの過程ではそれほど裁判や死刑が色濃く関係してるわけではないので、ちょっとがっかりしました。

 

 

 

 

 

虚ろな十字架 (光文社文庫)

虚ろな十字架 (光文社文庫)

 

 

 

 

 

 

でも話としては面白いです。別々の話が後半に繋がっていく感じはさすがだと思います。欲をいうと、最近の東野圭吾作品に思うのが繋がった後の話のインパクトはそこまでないんですよね。技術で書いている感が否めない。そこが中期の東野圭吾作品の様なインパクトもあれば更に楽しみになるのに。

 

 

 

これだけ大量の作品を同じアベレージで書いていくのは大変なことだと思います。「虚ろな十字架」くらいのレベルの作品をポンポン書くだけでも東野圭吾というと作家は才能の塊だと思います。

 

 

 

「虚ろな十字架」はテンポよく読めて、続きが気になり、一気に読みやすいと思いますので、とりあえずサクッと楽しめる本が読みたいなくらいの欲求は満たしてくれます。

 

 

 

次になにを読もうかなーって考えてるときに一度読んでみてもいいのでは。

 

 

 

 

 

死刑 (角川文庫)

死刑 (角川文庫)

 

 



 

森達也さんの「死刑」もオススメです。死刑制度のドキュメントです。死刑制度の有無はみんなが納得する解決はあるのですかね。

 

 

 

以上「虚ろな十字架」のまとめでした。

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