ラプラスの魔女
東野圭吾さんの「ラプラスの魔女」の感想です。詳しくは書かないので、ネタバレも特にはないと思います。
東野圭吾さんの小説にしては、最初少し展開についていきずらいんですが、200ページあたりにいくまでには、だいたい理解できるようになります。そこからの読むスピードはどんどんとあがると思います。
読みづらい理由としては、登場人物と描写がコロコロと変わるからです。でもそれも真ん中あたりにはちゃんと理解できると思うので、最初の方は根気よく読んで下さい。
本を読むのが得意な方は、最初から読みやすいと思います。ボクが少しずつ読むタイプなので、少し混乱しただけです。一気読みする人や、読むのが得意な方々は何も問題ないと思います。
あらすじとしては、主人公の研究者の青江は温泉街の硫化水素での死亡事故をきっかけに不思議な力を持つ円華と出会う。事件の真実を追い掛ける中で、円華の力の謎にも近付いていく。
東野圭吾さんは「秘密」や「トキオ」や「ナミヤ雑貨店の奇蹟」など少しSF要素が入ってる作品も得意とします。あくまでも少しです。
今回もSF要素と科学的な要素を上手いこと融合して、リアリティに繋げる書き方は流石すぎると思います。
最近の東野圭吾さんの作品だとアタリの作品だと思います。
読み易さ ★★★★★
面白さ ★★★★★
続編が気になる。