この本は読み易いよブログ。

本の感想です。読解力が人並みなので、読み易いものが好きです。忘れないようにするためのメモなのですが、興味がある本は参考にして下さい。たまに映画の感想も。カレーがあれは幸せです。

2017-01-01から1年間の記事一覧

ルビンの壺が割れた

宿野かほるさんの「ルビンの壺が割れた」の感想です。 感想なのでネタバレも多少はあると思います。この本は特にそのまま読んだ方がいいと思う内容なので、僕も触りの事しか書きません。フラットに読みたい人はここで止めて下さい。 ルビンの壺が割れた 作者…

プリズム

百田尚樹さんの「プリズム」の感想です。多少のネタバレになるかもしれないので、フラットな気持ちで読みたい人はここで止めて下さい。 ネットで検索しても百田尚樹さんのオススメの中に入ってくる作品です。 プリズム (幻冬舎文庫) 作者: 百田尚樹 出版社/…

君の膵臓をたべたい

住野よるの「君の膵臓をたべたい」の感想です。ネタバレとあるかもなので、フラットに読みたい人は読まないで下さい。 ある日主人公が病院で拾った「共病文庫」と書いてる本は、クラスメイトの女の子が書いている本で、その子は余命が一年の膵臓の病気を患っ…

虚ろな十字架

東野圭吾の「虚ろな十字架」の感想。内容を忘れないためのメモでもあるので、多少のネタバレはご了承ください。 今回のテーマは裁判の死刑判決。東野圭吾さんは自分の考えや主張を作品に落とし込むことがよくありますのね。「さまよう刃」のような作品にそれ…

モンスター

百田尚樹の「モンスター」の感想です。自分の思い出すためのメモでもあるので、ネタバレも多少ありますのであしからず。読むかどうか迷ってる人は参考にしてみて下さい。 モンスター (幻冬舎文庫) 作者: 百田尚樹 出版社/メーカー: 幻冬舎 発売日: 2012/04/1…

影法師

百田尚樹の「影法師」の感想。自分の思い出しす用なので、ネタバレも含みますのであしからず。 江戸時代のお侍さんの話ですね。幼少期から縁があって知り合いの勘一と彦四郎は、2人とも剣の腕がありお互い認め合う仲である。彦四郎が家柄も良く秀才なタイプ…

この世界の片隅に

今更ながら「この世界の片隅に」のことを書こうと思います。ネタバレもありますのであしからず。そこまでのネタバレは今回は無いです。 今や記録的な大ヒットとなっている「この世界の片隅に」なのですが、2016年の邦画大豊作の中で「君の名は」や「シンゴジ…

麒麟の翼

東野圭吾の「麒麟の翼」の感想です。ネタバレも若干あると思いますのであしからず。 この作品は東野圭吾の「加賀恭一郎」のシリーズです。僕のこのシリーズの印象はどの作品から読んでも読めるし、逆を言ったらそこまでの加賀恭一郎の具体的な話も出てくる訳…

純平、考え直せ

奥田英朗の「純平、考え直せ」の感想です。自分の思い出すとき用のメモでもあるから、少々ネタバレ気味なので、まっさらの状態で読みたい方は読まないでください。一気読みし易いので、お先にお読み下さい。 純平、考え直せ (光文社文庫) 作者: 奥田英朗 出…

あきない世傳 金と銀

高田郁の「あきない世傳 金と銀」の感想です。メモなので多少のネタバレありますが、ネタバレを読んでも楽しめるタイプの本だと思うので悪しからず。 主人公の幸は、津門村(つとむら)の凌雲堂(りょううんどう)の娘である。凌雲堂は塾のような場所である…

夢を売る男

百田尚樹の「夢を売る男」の感想です。この作者の本の特徴はとにかく読みやすい。東野圭吾並みに若者や読書が苦手な人でも読みやすい文体だと思います。なのに題材がいつもとにかく攻めているので、読み応えもあります。 「夢を売る男」は本の出版社のお話で…

出世花

時代小説作家の高田郁のデビュー作「出世花」は、江戸時代のおくりびとが題材のお話です。主人公のお艶が青泉寺の三昧聖(さんまいひじり)となり、亡くなった人を湯灌場で洗い、火葬する。屍洗いと揶揄されたりもする仕事でもある。 三昧聖とはおくりびとの…

ゴンドラ

渋谷のユーロスペースでリバイバル上映されていた「ゴンドラ」って映画の感想を忘れないように書いておきます。 30周年のリバイバル上映なのですが、この作品はAV監督のTOHJIRO監督のAV業界に飛び込む前に撮った映画です。 日本ではそこまで評価させれなっ…

死神の浮力

伊坂幸太郎の「死神の精度」の続編である本作。前作が面白かった記憶があるので、文庫になっていたので読んだのですが、前作の内容をあまり覚えていなかったので、内容を軽くまとめておこうと思いました。 次回作がもしでたらこれを読もう。 主人公の千葉さ…